本音を語りやすいのはどのタイプ? 動物に例えると
目上の人に対し、仕事上の本音が話せる人はどのくらいいるのだろうか。新社会人に聞いたところ、6割は「できない」と回答していることが分かった。レジェンダ・コーポレーション調べ。
あなたは目上の人に対し、仕事上の本音が話せますか? 2011年4月に就職した新社会人に聞いたところ、63.8%が「できない(ためらうを含む)」と回答していることが、レジェンダ・コーポレーションの調査で分かった。新社会人と入社2年目の社員を比べると、入社2年目の方が本音を語れると答えた割合は高く(新社会人36.2%、入社2年目42.8%)、1年間で職場のコミュニケーション力が成長している様子がうかがえた。
新社会人に、本音を語りやすいタイプを動物で例えてもらったところ、「犬」(22.4%)と答えた人がトップ。次いで「象」(12.2%)、「猫」(8.0%)、「ライオン」(7.6%)、「イルカ」(3.4%)と続いた。また入社2年目の人も「犬」(20.8%)を挙げる人が最も多かった。以下「ライオン」(9.0%)、「猫」(6.3%)、「象」(5.6%)、「うさぎ」(3.5%)という結果に。「犬」と答えた人に、その理由を聞いたところ「親しみやすく、話を聞いてくれそう」が多く、「象」や「ライオン」については「頼りやすい、はっきり言ってくれる」といった意見が目立った。
新社会人の9割は他者とチームを組んで仕事を進めたい
目上の人と会話をするときに、相手自身のことや相手の理解度を意識している人はどのくらいいるのだろうか。新社会人で「意識している(非常にを含む)」と答えたのは88.4%。また「仕事は個人よりもチームで進めたい」とした人は89.2%だった。
インターネットによる調査で、新社会人406人と入社2年目259人が回答した。調査期間は4月10日から15日まで。
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