「タバコを吸う人はカッコイイ」はもはや過去? 新社会人の喫煙事情
この春就職した新入社員でタバコを吸っている人はどのくらいいるのだろうか。ジョンソン・エンド・ジョンソンの調査によると、「習慣的に吸っている」人は7.0%にとどまった。
厚生労働省の「平成21年国民健康・栄養調査」によると、成人の喫煙率は23.4%だが、この春就職した新社会人はどのくらいの人がタバコを吸っているのだろうか。新社会人に聞いたところ「現在習慣的に喫煙している」のは7.0%、「習慣ではないが、喫煙するときもある」(4.7%)を合わせても11.7%であることが、ジョンソン・エンド・ジョンソンの調査で分かった。
また喫煙者に、今後も喫煙するつもりはありますかと聞いたところ「近いうちに禁煙しようと思っている」(40.0%)、「いつかは禁煙しようと思っている」(40.0%)を合わせると、80.0%の人が将来的に禁煙を考えているようだ。
上司は喫煙者と非喫煙者どちらがいいですか、という質問には「ノンスモーカー」と答えた人が67.0%。一方「スモーカー」という人はわずか3.3%だった。また恋人については、93.0%が「ノンスモーカーでいてほしい」と回答した。
タバコを吸っている人のイメージ
新社会人は、タバコを吸っているビジネスパーソンをどのように見ているのだろうか。同社が2007年に行った調査と比べると、「ストレスが多い」「自分勝手」「だらしない」「意志が弱い」などのマイナスイメージが大幅に増え、逆に「仕事ができる」「頼りになる」「知的な感じ」といったプラスイメージは減少した。「『タバコを吸う人はカッコイイ』というイメージは、もはや昔話になりつつあるようだ」(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
インターネットによる調査で、2011年春に就職した新社会人516人が回答した。調査期間は2月25日から26日まで。
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