検索
コラム

ドイツが生んだ傑作、ポルシェの魅力に迫る松田雅央の時事日想(4/4 ページ)

多くのドイツ人はクルマが好きだ。中でも別格の人気を誇るのがポルシェ。今回はポルシェ本社工場に隣接する博物館に足を運び、ポルシェの魅力に迫ってみた。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

クルマ作りにかける情熱

 前回のウニモグもそうだが(関連記事)、60〜70年の時を経ても基本構造やデザインに一貫性が保たれているのは大きな驚きだ。開発当初のコンセプトが時代を先取りしていた、あるいは時代を超える普遍性を備えていたということだろう。ドイツ人のクルマ作りにかける情熱はすさまじい。

 ポルシェの開発コンセプトを筆者なりに書けば「伝統的な曲線美を生かし、近代的ながらも流行に終わらないスポーツカー」。同時に実現するのはとても不可能に思えるが、実車を前にすると「ああ、なるほど」と納得できてしまう。それがポルシェだ。

ポルシ カレラ GT(左)と10気筒エンジン(右)。製造開始2003年。エンジンは612馬力、最高時速330キロ

ポルシェ911 GT3 R ハイブリッド。100年の時を超えて再登場したポルシェのハイブリッド車

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る