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役員報酬、最も多いのは誰?
上場企業の役員で最も多くの収入をもらっているのは誰だろうか。2010年3月期〜2011年2月期決算の役員報酬をみると、上位5人のうち、3人が外国人だった。
上場企業の役員で最も多くの収入をもらっているのは誰だろうか。2010年3月期〜2011年2月期決算の役員報酬をみると、最もたくさんもらっているのは日産自動車のカルロス ゴーン氏で8億9100万円であることが、東京商工リサーチの調査で分かった。
次いで、ソニーのハワード・ストリンガー氏が8億1400万円、大日本印刷の北島義俊氏が7億8700万円、東北新社の植村伴次郎氏が6億7500万円、武田薬品工業のアランマッケンジー氏が5億5300万円(同)。上位5人のうち、3人が外国人だった。
役員報酬1億円以上の人数をみると、最も多かったのはソニー、日産自動車、野村ホールディングスの各7人。以下、ファナック、任天堂、みずほフィナンシャルグループ、大和証券グループ本社の各6人、信越化学工業、日本板硝子、三菱商事、ソフトバンクの各5人と続く。
従業員の平均年収、600万円台が最多
役員報酬を開示した企業の従業員平均年収をみると、600万円台が最も多く24.0%。次いで500万円台が20.4%、700万円台が16.3%と続いた。ちなみに1000万円以上は8.1%。
また産業別でみると、製造業が最も多く43.1%。次いでサービス業が27.2%、卸売業が8.6%という結果に。
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