子どもとの生活において、夏の暑さで不安に感じることは何ですか? 中学生以下の子どもをもつ母親に聞いたところ「熱中症にならないか」(75.8%)と答えた人が最も多いことが、飲料水を販売する赤穂化成と調査会社イードの調べで分かった。次いで「十分な水分を取れているか」(68.3%)、「夏バテしない食事がとれているか」(52.3%)、「服装による体温調節ができているか」(38.1%)と続いた。
また子どもの熱中症が心配なシーンや場所を聞いたところ「学校の体育や課外授業時」(63.6%)と「友だちと遊んでいるとき」(55.9%)を挙げる人が多かった。「子どもが日中、親の目の届かない屋外にいるときに不安を感じているようだ」(赤穂化成)
約6割が「こまめに」水分補給
夏の暑さ対策の1つとして「水分補給」が挙げられるが、母親は水分補給についてどのような点を重視しているのだろうか。「お茶、ミネラルウオーターで水分補給する」(77.3%)と答えた人が最も多く、次いで「こまめに水分補給を行う」(60.8%)、「塩分を含む飲料(スポーツ飲料)で」(41.5%)という結果に。
また「熱中症対策で水分補給をする際、水分だけでなく塩分をとる方がいいことを知っている」という人は89.9%。「熱中症対策での水分補給は文字通り、汗で失われた水分を補うことが目的だが、汗によって体内から塩分も失われる。それゆえに塩分摂取の重要性は高く、そのことが広く認知されているようだ」(赤穂化成)
インターネットによる調査で、中学生以下の子どもをもつ母親533人が回答した。調査期間は6月13日から15日まで。
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