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テンデンス、美しい暮らしの道具を探しにドイツへ(2/2 ページ)
「テンデンス」は、8月末にフランクフルトで開かれる見本市で、デザインのある生活雑貨、日用品、小物家具、アクセサリー、テキスタイル小物など、暮らしのためのアイテムが勢ぞろいする。
北欧からはステンレスやガラスのシンプルな生活道具がそろうステルトン、メニュ、またアレッシィなどのイタリアブランドも参加予定だ。また、若い才能に出会える「タレンツ」のブースも選出者が発表になった。
Hanna Emelie Ernsting
袋のようにすっぽりと入ってしまえる「ムーディコーチ」。ドイツの女性デザイナーの作品で、今年お披露目されたものだ。
Patrycja Domanska
ウィーンを拠点とするデザイナーの新プロジェクトにも注目。
「ヤング&トレンディ」のホールでは値段も求めやすく、アイデアの効いた小物のメーカーが顔をそろえる。日本ではまだ未紹介のブランドも多いので、バイヤーにとっては宝探しのできるエリアといえる。出展者はドンキーデザイン、ギフトカンパニー、ミルフォイユなど。
また毎年、各国のデザインプロダクトやデザイナーをまとめて発表する場としても活用される。2010年は中国やリトアニアのデザイン展が行われた。
9月はイタリアやパリでも、同様の消費材見本市が開かれる。欧州にとってクリスマスギフトのマーケットは、年間でも最も大きい売上げをしめる。その店頭のための商品がそろうのが、秋の展示会なのだ。それだけに力が入っている。
年頭の冬のインテリア見本市シーズンとはまた違う、晩夏の見本市シーズン。遅い夏休みを兼ねて、出かけてみてはいかがだろうか。
編集協力:
メサゴ・メッセフランクフルト
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