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ガヤルドがベイビーだなんて、そんな……!:岡崎宏司のクルマ DE トリップ(2/3 ページ)
「ガヤルド LP560−4」は「ベイビー・ランボ」と呼ばれている。5.2リットル560馬力のV10を積んでいるのに……だ。今回は「ガヤルド LP560−4 スパイダー」を試乗。
もっとも、強烈な個性を持つスタイリングをまとって、オープンで多くの人の視線をまともに浴びる……。そんな状況に喜びと高揚を感じるような人ならいいのですが、ちょっと照れ性だったりしたら、そっちの方で肩に力が入ってしまうかもしれません。
でも、この種のクルマは、「見られてなんぼ」ですから、そんな状況を楽しめないようなら、価値は半減します。
試乗したのは2月でしたが、快晴無風の「オープン日和」。ガヤルド・スパイダーのコクピットはとても快適でした。
「eギア」と呼ばれる6速セミATは、以前のモデルよりかなり制御能力が高められていて、シフトアップ時のアクセルコントロールにちょっと気配りさえすれば、ほとんどギクシャク感なく走ってくれます。シフトダウンの自動回転合わせは、もう電光石火の速さで、否応なくテンションは押し上げられます。
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