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どんな違いが? 通信講座を続けられた人、続けられなかった人(1/2 ページ)

通信講座を終了するまで勉強を続けた人はどのくらいいるのだろうか。通信講座を経験したことがある20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ「講座終了まで勉強を続けた」と答えたのは59.4%だった。東京リーガルマインドとアイシェア調べ。

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 通信講座を終了するまで勉強を続けた人はどのくらいいるのだろうか。通信講座を経験したことがある20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ「講座終了まで勉強を続けた」と答えたのは59.4%に対し、「続けられなかった」のは40.6%であることが、東京リーガルマインドとアイシェアの調査で分かった。

 勉強を続けられなかった人に、通信講座をはじめる決意をしてから、挫折するまでの期間を聞いたところ「1カ月間以内」という人が64.2%。その内訳をみると「1カ月間」(28.8%)が最も多く、次いで「1週間」(16.0%)、「決意のみで終わった」(10.5%)、「3日間」(8.9%)という結果に。挫折者の2割が、“三日坊主”に終わっているようだ。


(出典:東京リーガルマインドとアイシェア)

通信講座を続けられなかった人と続けられた人

 通信講座を続けられなかった人と続けられた人には、どのような違いがあるのだろうか。教材や講座カリキュラムに要因があるのかを聞いたところ、続けられなかった人の 30.7%、続けられた人では49.2%が「ある」と回答。このうち、続けられなかった人では「テキスト教材の内容がわかりにくい」(38.0%)がトップ。

 逆に、続けられた人では「テキスト教材の内容がわかりやすい」(63.2%)がトップになった。「自宅に送られてきたテキスト教材の内容をしっかり理解できるかが、勉強継続、未継続の重要な分岐点であり、続けられなかった人には独力でテキスト教材を理解しなければならないことが大きな負担となっているようだ」(東京リーガルマインド)

 心理的・環境的な要因を聞いたところ、続けられなかった人の1位は「講座が遅れがちになり継続が面倒になった」(37.0%)、次いで「勉強が楽しくなかった」(35.8%)、「時間はあったが積極的に勉強する気になれなかった」(34.2%)と続いた。


通信講座を続けられなかった人の心理的・環境的な要因(出典:東京リーガルマインドとアイシェア)
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