海外のビジネスパーソンに聞く、出張時に何を持っていきますか?
出張の際、クライアントへの手土産を持参するビジネスパーソンはどのくらいいるのだろうか。世界80カ国のビジネスパーソンに聞いたところ、全体の15.0%が「手土産を持参する」と回答していることが分かった。リージャス調べ。
出張の際、クライアントへの手土産を持参するビジネスパーソンはどのくらいいるのだろうか。世界80カ国のビジネスパーソンに聞いたところ、全体の15.0%が「手土産を持参する」と回答しているのに対し、日本人はほぼ倍の29.1%であることが、リージャスの調査で分かった。
また清潔好きの日本人は出張の際にも清潔でいたいと考えているようで、日本人の29.1%がクリーナーや消毒スプレーといったグッズを持ち運んでいるようだ。このほか「中国」(28.9%)、「ベルギー」(28.4%)、「フランス」(28.1%)なども清潔グッズを持ち運んでいる人が多い。
水着を持ち歩くビジネスパーソン
出張の際に小型のゲーム機を持っていくビジネスパーソンはどのくらいいるのだろうか。最も多かったのは「中国」で38.7%。以下「米国」(15.4%)、「メキシコ」(14.9%)、「オランダ」(13.5%)。日本は“ゲーム大国”として知られているが、出張時に持参するビジネスパーソンは13.0%にとどまった。
出張時に水着やスポーツウエアを持参する人は、世界平均で27.0%。国別でみると「オーストラリア」が最も多く47.1%、次いで「米国」(39.9%)、「メキシコ」(39.6%)、「ドイツ」(36.4%)と続いた。ちなみに日本は14.4%で、主要14カ国では最低という結果に。
この結果について、日本リージャスの呉偉(くれ・たかし)北アジア地区担当会長は「昨今の厳しいビジネス環境の中、自身のライフスタイルとビジネスを共存させようとする人々の努力がうかがえた。ビジネスと余暇のラインがあいまいになってきている今、自分らしさを忘れないために、好きなモノや趣味との関わりのあるモノと常に行動しているのかもしれない」と分析した。
世界80カ国のビジネスパーソン1万7000人が回答した。調査時期は2月。
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