検索
連載

「子どもが主役」のApple体験――キッズワークショップの取り組み神尾寿の時事日想(4/4 ページ)

株価が400ドル台に乗り、時価総額で世界一位のエクソンモービルに迫ったApple。好調な業績の秘密はどこにあるのか? 筆者が着目するのは、顧客との関係性を重視する同社の姿勢だ。今回は夏休みということで、子どもが主役の特別レポートをお送りする。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

 キッズワークショップは1年に数回、参加者限定で行われるイベントであり、規模としては大したことはない。しかし、これはファミリー層のロイヤルカスタマーを作る地道な取り組みになっている。またApple Storeでは今回紹介したキッズワークショップ以外にも、大人向けのワークショップやジュニア向けワークショップ、さらに夏のサマーキャンプなど様々なイベントを実施。これら「リアルな体験」を通じて、Appleファンを着実に増やしているのだ。

 メーカーがモノ作りの力だけで成功する時代は終わった。顧客との関係作り、ユーザー体験が重要になる中で、Apple Storeのような取り組みはとても重要なものといえる。

 なおAppleでは、Apple Storeのサイトでこれらワークショップの開催情報を随時発信している(参照リンク)。興味がある方はここをチェックし、機会があれば参加してみるといいだろう。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る