年収とSNS利用の相関関係
20〜30代のビジネスパーソンで、SNSを利用している人はどのくらいいるのだろうか。「利用している」(55.6%)人は半数を超えたが、年収でみるとどのような違いがあるのだろうか。DODA調べ。
20〜30代のビジネスパーソンで、SNSを利用している人はどのくらいいるのだろうか。「利用している」人は55.6%。男女別でみると、男性が52.7%、女性が58.5%と、女性の利用率が男性を上回っていることが、「DODA(デューダ)」の調査で分かった。
業種別での利用率をみると、「メディア/広告」(75.6%)がトップ。次いで「IT/通信/インターネット」(64.7%)、「金融」(56.9%)という結果に。また、最も利用率が低い業種は「教育/官公庁」(46.3%)だった。「最新の情報や技術、話題などに常に敏感であることがビジネスの鍵となる業種でSNSの利用率が高いなど、業種によって利用率に大きな差が見られる結果となっており、今後、業種により利用状況の二極化が進むことも考えられる」(DODA)
年収別にみた、SNSの利用状況
年収別にSNSの利用状況をみると、どのような違いがあるのだろうか。SNSを利用しているのは年収「900万円台」(68.4%)が最も多く、次いで「800万円台」(66.7%)、「1000万円台」(60.0%)と続いた。
ちなみにDODAに登録している人のTOEICの点数と平均年収の相関関係をみると、点数(語学力)が高い人ほど平均年収も高い(TOEIC550〜599点の平均年収が405万円に対し、900点台は528万円)。「このことから、語学力が高いFacebook利用者の増加が、年収別のSNS利用率の差に現れたと推察できる」(DODA)
インターネットによる調査で、25〜34歳のビジネスパーソン5000人が回答した。調査期間は3月5日から6日まで。
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