あなたがこの1年間で、自宅で最もよく飲んだ新ジャンルビールは何ですか? 飲んでいないという人を除くと、「金麦(サントリー)」(11.8%)と答えた人が最も多いことが、マイボイスコムの調査で分かった。次いで「のどごし〈生〉(キリンビール)」(8.5%)、「クリアアサヒ(アサヒビール)」(7.4%)、「サッポロ 麦とホップ(サッポロビール)」(4.9%)、「アサヒ オフ(アサヒビール)」(3.0%)と続いた。
1年前と比べ、新ジャンルビールを飲む頻度が増えたという人はどのくらいいるのだろうか。「増えた(若干増えたを含む)」と答えた人は23.4%。「変わらない」が63.2%、「減った(若干減ったを含む)」が11.4%。
新ジャンルビールを飲む頻度が増えたという人に、その理由を聞いたところ「クオリティが高い商品もいろいろ増え、特に健康志向向け(オフ系、ゼロ系)の商品に関しては1年前と比べても味のクオリティがよくなっていると感じたから」(男性37歳)、「結婚して節約のためにビールより新ジャンルビールを選ぶようになった」(女性28歳)、「新ジャンルビールの新製品発売が相次ぎ、それを買って試飲する機会が増えた」(男性52歳)といった声があった。
一方、減ったという人からは「ちょっと味に飽きてきた。どれも大差がないというか飲む楽しみみたいなものが減ってきている。飲む喜びも薄れている。なんとなく節約という名のもとで第3のビールを飲んできたが、それに疲れてきた」(男性37歳)、「種類がありすぎて選ぶのが面倒だし、新ジャンルや第3のビールよりも普通のビールのほうがおいしいから」(女性44歳)などの意見があった。
インターネットによる調査で、全国の男女1万1900人が回答した。調査期間は7月1日から5日まで。
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