「日本は平和だと思う」は45.5%――昨年より16.7ポイントも減少
「今の日本は平和だ」と思っている人はどのくらいいるのだろうか。全国の男女に聞いたところ、45.5%は「平和だと思う」と答えたのに対し、54.5%は「平和だと思わない」と回答した。ネットエイジア調べ。
今、世界が平和だと思っている人はどのくらいいるのだろうか。全国の男女に聞いたところ、17.4%が「平和だと思う」、82.6%が「平和だとは思わない」と回答していることが、ネットエイジアの調査で分かった。また「今の日本は平和だと思う」と答えたのは45.5%に対し、「平和だとは思わない」は54.5%という結果に。「平和だと思う」と答えたのは、昨年の結果と比べ、16.7ポイントも減少した。
あなたが思う「平和」とは何ですか、と聞いたところ「世界中から紛争・戦争がなくなること」(78.0%)と答えた人が最も多かった。次いで「治安が守られていること」(73.7%)、「家族と平穏に暮らせること」(67.2%)、「貧困や飢きんがなくなること」(61.3%)と続いた。
男女別でみると、いずれの項目でも女性のほうが項目を選んだ割合が高い。特に「世界中から紛争・戦争がなくなること」「貧困や飢きんがなくなること」「核が廃絶されること」「大きな災害が起こらないこと」ではいずれの項目でも男性よりも10ポイント以上高い結果になった。
「SNSの普及は国際平和に貢献していると思う」3割弱
FacebookなどのグローバルなSNSの普及は国際平和に貢献していると思いますか? この質問に対し、27.6%が「貢献していると思う(ややを含む)」と回答。年代別でみると、10代で「貢献していると思う」と答えた割合が他のグループよりもやや高く、35.0%がこのように答えた。
インターネットによる調査で、15〜59歳の男女1000人が回答した。調査期間は8月5日から9日まで。
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