節電によって、男性50〜60代のクールビズが進む
「節電」によって、ワークスタイルやライフスタイルにどのような変化があったのだろうか。20代以上の人に聞いたところ「家庭でのこまめな節電」「クールビズもしくは軽装のスーパークールビズで勤務」と答えた人が多かった。電通総研調べ。
「節電」によって、ワークスタイルやライフスタイルにどのような変化があったのだろうか。20代以上の人に聞いたところ「家庭でのこまめな節電」(70.3%)と答えた人が最も多く、次いで「クールビズもしくは軽装のスーパークールビズで勤務」(24.1%)であることが、電通総研の調査で分かった。
「クールビズもしくは軽装のスーパークールビズで勤務」と答えた人を年代別にみると、男性50〜60代の割合が全体より10%以上高い(男性50代:36.5%、男性60代:34.2%)。「これは昨年までもクールビズと叫ばれていたものの、実際にはフォーマルな姿のまま夏を過ごしていた層が今夏になってクールビズスタイルに踏み切った影響であると考えられる」(電通総研)
このほか「土日だった休日が平日(勤務日)になる『休日シフト制度』の導入」(7.3%)、「始業・終業時間が1〜2時間ほど早まる『サマータイム制度』の導入」(4.0%)と続いた。
この秋に読みたい本
この秋に読みたいのはどんな本ですか? この質問に対し、昨年2位の「心が落ち着く本」(24.5%)が1位に。2位以下は「自分を高められる本」(22.8%)、「実用的な本」(22.5%)と続いた。「昨年と比べ「心が落ち着く本」や「元気が出る本」(6位→4位)が順位を上げたことについて「癒やしや平穏を求めたり、自分を鼓舞する意識の表れがあるのでは」(電通総研)としている。
この秋に訪れてみたいところが「ある」(49.3%)人のうち、「費用・距離・期間」について昨年との比較をしてもらった。約半数は「昨年と変わらない」としたものの、「費用を減らす」「距離を近くする」「期間を短くする」という傾向がうかがえた。今年の行楽の秋は昨年と比べ「安・近・短」の傾向が強まりそうだ。
インターネットによる調査で、20〜69歳の男女1200人が回答した。調査期間は9月3日から4日まで。
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