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もし上海に転勤になったら……中国のリアル住宅事情あなたはどうする? 住まいの選び方(1/4 ページ)

もし上海に転勤になったら、住まいはどのように見つければいいのだろうか。経済成長を続ける上海だが、住宅事情は発展途上といった感じだ。そこで現地での住宅選びの注意点を紹介しよう。

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小林大輔氏のプロフィール

法政大学卒業後、インタープライズ・コンサルティング(旧・日本エル・シー・エー)に入社。住宅業界向けコンサルティングを手掛け、これまで50社以上の支援を行う。

営業力強化支援をはじめ、紹介営業力の強化、リフォーム事業の収益向上支援、新規事業立ち上げなど支援テーマは多岐に渡る。経営コラム「住宅ストック事業の最前線」を連載中。


 「もし自分が上海に転勤を命じられたら」――。

 そんなシチュエーションに遭遇したら皆さんはどうするだろうか。統計的に考えると、実はそんなに非現実的な話ではない。上海は世界の都市の中でも、もっとも日本人の長期滞在者数が多い都市だからだ。

「海外在留邦人数調査統計平成22年速報版」(外務省領事局政策課)調べ。長期滞在者というのは3カ月以上滞在する日本人の民間企業関係者や報道関係者、政府関係機関職員、留学生・研究生などを指す。

 ニューヨークやロサンゼルス、シンガポールをおさえて上海が1位となっている。世界全体の海外在留邦人数(海外で生活する日本人)はこの10年間で増え続けており、企業のグローバル展開、アジア進出が一層加速することを考えれば、世界で注目を浴びる国際都市・上海で生活を送るという可能性も将来的にはゼロではない。

 今回の記事では、そんな上海の住宅事情について解説し、見聞を広めていただくと同時に「もし上海で生活することになったら……」という際の注意点や住まいを見つける方法などをお伝えしたい。我々が開催した上海の住宅ビジネス視察ツアーで知ることのできた現地情報を交えながらご説明していく。

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