どんなシーンで聞いていた? 自分を励ます“就活応援ソング”
就職活動中、自分の心を励ますために繰り返し聞いていた曲はありますか? 2012年度に就職活動を行っていた人に聞いたところ「あった」という人は7割を超えた。リクルート調べ。
就職活動中、自分の心を励ますために繰り返し聞いていた曲はありますか? 2012年度に就職活動を行っていた人に聞いたところ「あった」(75.7%)という人は7割を超えていたことが、リクルートの調査で分かった。
自分にとっての“就活応援ソング”をどのようなシーンで聞いていたのだろうか。就活中に繰り返し聞いていた曲があるという人に聞いたところ「面接前」(42.0%)と答えた人が最も多かった。以下「選考に落ちたとき」(40.8%)、「自己分析中や未来について考えているとき」(23.7%)、「面接後」(17.8%)、「エントリシートなど、資料を作成しているとき」(16.6%)という結果に。
また“就活応援ソング”を繰り返し聞いた理由を聞いたところ「歌詞に奮い立たされたから」「書類だけで落とされたり、うまくいかない面接だったり、後悔ばかりの就職活動だったが、聞いていた曲の歌詞に気持ちが救われたから」「就活で毎日のように東京などにでかけていて、心身ともに疲れていたとき、曲を聴くと気分がスーッと落ち着いた。自分のペースで頑張ろう! という気分にしてくれたから」など、歌詞に励まされたという声が目立った。
もし“就活応援ソング”を選ぶ/つくるとしたら、歌詞はどのようなものがいいですか? この質問には「励まし調」(55.0%)を挙げる人がトップ。次いで「喝を入れられる」(25.4%)、「楽天的」(17.2%)、「歌詞は気にしない」(17.2%)と続いた。
この調査結果を受け、リクルートは「今年は就職活動のスケジュールが変更になることで、先行きに不安を感じている学生も少なくない。実際に就職活動を始めると思い通りに行かないこともあり、気分が落ち込むこともあるが、そんなときに自分を奮い立たせるツールのひとつとして、歌が果たしている役割は大きいのかもしれない」とコメントした。
インターネットによる調査で、2012年度に就職活動を行っていた169人が回答した。調査期間は9月14日から10月6日まで。
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