ここ数年、結婚式はどんな傾向に?
首都圏で結婚式を挙げた人は、どのくらいの費用がかかったのだろうか。結婚情報誌『ゼクシィ』の調査によると、費用総額の平均は356万円で、昨年より20万ほど増加していることが分かった。
首都圏で結婚式(挙式・披露宴など)を挙げた人は、どのくらいの費用がかかったのだろうか。首都圏で結婚式を挙げた人に聞いたところ、費用総額の平均は356万7000円で、昨年より20万2000円増加していることが、リクルートが発行する結婚情報誌『ゼクシィ』の調査で分かった。増加傾向は続いており、ここ5年で約45万円(2006年312万2000円)増加している。
結婚式を挙げた理由を聞いたところ、「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」(72.8%)と答えた人がトップ。以下「親・親族に喜んでもらうため」(61.1%)、「友人など親・親族以外の方に感謝の気持ちを伝えるため」(57.6%)と続いた。ここ5年で「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」(2006年60.8%)と「友人など親・親族以外の方に感謝の気持ちを伝えるため」(2006年43.4%)が増加傾向にあり、“感謝を伝える”志向が強まっているようだ。
挙式の際に行った演出
挙式の際に行った演出で多かったのは「フラワーシャワー、ライスシャワー」(64.2%)、「ブーケトス、ブーケプルズ」(42.7%)、「親からベールダウンしてもらう」(41.4%)。披露宴では「ウェディングケーキを互いに食べさせあう」(77.2%)、「生い立ち紹介などを映像演出で行う」(74.5%)、「会場装花を持ち帰れるようにする」(72.0%)などを行った人が多かった。
昨年と比べ「親からベールダウンしてもらう」(25.8%→41.4%)、「生い立ち紹介などを映像演出で行う」(68.0%→74.5%)、「入退場の際、親・親族・知人にエスコートしてもらう」(62.8%→70.2%)など、自分たちと親やゲストとの関係を深める演出が増えているようだ。
郵送による調査で、首都圏で2010年4月〜2011年3月に結婚した1024人が回答した。調査期間は4月22日から6月3日まで。
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