検索
連載

「片づけをすると、脳が活性化する」って、本当?できる人の脳が冴える30の習慣(4/4 ページ)

クルマや家具などをせっせと買い集め、一生かけてモノをためていく人は多い。所有することで得られる喜びはあるが、逆にそれがストレスになることも。そこで部屋などを整理するときに役立つ3つのポイントを紹介しよう。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

頭より上に置いてある物は捨てる

 机の上を整理する方法に、自分の頭より上にある物を捨ててしまうというやり方があります。

 自分の頭より上にある物には、手を伸ばしづらいものです。そして、すぐに手の届かないところにある物は、結局資料として生きることは少ないのです。

 資料を捨てることで後悔する場合もまれにありますが、その後悔より、いらない物が多くて困ることの方が圧倒的に多いものです。

 脳は絶えず刺激を求めてしまうので、飽きてくると、すぐほかのところを見てしまうのです。だから普段の仕事環境も、できるだけ、不必要な物を排除して視覚的刺激が少ないようにすることが重要なのです。

 捨てることがなかなかできないということであれば、まずは大きな箱にあまり使わないものを、どんどん入れていきましょう。それはゴミ箱だったのだと、後で、気がつくはずです。

米山公啓(よねやま・きみひろ)氏のプロフィール

1952年山梨県生まれ。聖マリアンナ医科大学医学部卒業。同大学の助教授として研究と教育を続けた後、1998年2月執筆活動に専念するため退職。現在は、米山医院などで医師業を続けつつ作家活動を行っている。『もの忘れを防ぐ28の方法』(集英社文庫)『もの忘れを90%防ぐ法』(三笠書房)などをはじめ、10万部を超えるベストセラーを多数出版。


前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る