市況概況
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日経平均 | 8762.31円 | ▼81.67円 |
売買高 | 14億3868万株 | − |
売買代金 | 9574億5200万円 | − |
値上がり銘柄 | 367銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 1188銘柄 | − |
騰落レシオ | 101.69% | △9.96% |
日経平均
米国株高を受けて買い先行となるもユーロ安や決算動向に反応して軟調
米国株が堅調となったことから買い先行となりました。為替も比較的落ち着いており、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も買い越しと伝えられたのですが寄り付きの買いが一巡となった後は円売り介入が見られないことに失望する売りも嵩んで冴えない展開となりました。それでも売り急ぐだけの材料も無く、比較的好調な決算動向もみられることから下げ幅も限定的で方向感に乏しく、指数は小動きとなりました。
後場に入ると一段と動きが無くなり指数は非常に狭い範囲での動きとなりましたが、機械株の決算が予想通りと伝えられたことでの失望とユーロがじり安となったことを嫌気するように手仕舞い売りが嵩んで下げ幅拡大、一時大幅安となる場面もありました。大幅安となる水準では買戻しも入り下げ渋りとなりましたが最後まで戻り切らず軟調となりました。決算発表の本格化を前に積極的な売り買いも少なくなって目先筋が中心となっているようです。
小型銘柄はまちまちとなり、材料で売り買いされているというよりは値動き良い銘柄が物色され、悪い銘柄は手仕舞い売りに押されているという感じでした。二部株指数やジャスダックTOP20は小幅安、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調となりました。先物は引けを意識する時間帯から動きがでましたが、方向感を持って売り買いしているというよりも目先の動きについて行くような売り買いが多く、目先の売り買いに右往左往していました。
本日も引けを意識するような時間帯から動きがみられましたが、何かの材料で方向感を持って動いているというよりも、もみ合いの中で右往左往しているだけという感じでした。決算動向に反応する動きも、芳しいものではなく、今後も決算動向に一喜一憂するのでしょうが、為替が円安方向に振れることがなければ悲観的な芳しくない反応となるものが多いのではないかと思います。
テクニカル分析
日経平均
雲に押されるように冴えない展開となりましたが、雲の下限に絡みながら底堅い展開ともいえそうです。遅行線も日々線にサポートされており、底堅さもみられています。ただ、RSIは相変わらず方向感はなく、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、まだ雲の下限に絡みながら調整が続きそうです。基準線のサポートを確認するような場面もあるのかもしれません。
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