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ネット上で友達が多ければ、その人は“リア充”?

あなたはソーシャルメディア上で、どのくらいの友達がいますか? ソーシャルメディアを利用している人に聞いたところ「100人以上」と答えたのは14%。また100人以上と答えた人の平均友達数は256人だった。電通調べ。

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 あなたはソーシャルメディア上で、どのくらいの友達がいますか? ソーシャルメディアを利用している15〜37歳の人に聞いたところ「100人以上」と答えたのは14%。また100人以上と答えた人の平均友達数は256人であることが、電通の調査で分かった。さらに友達との交流の仕方を尋ねると、Twitterなどのミニブログを利用している人では、64%が「ネットだけの交流」であるのに対し、mixiやFacebookなどのSNSを利用している人では、78%が「リアルでも友達」と回答した。


「100人以上」と答えた人の平均友達数は256人(出典:電通)

 ソーシャルメディア上で友達が多い人は、現実生活でも充実感を味わっているのだろうか。「現実生活は充実していない」と答えたのは、友達数が100〜149人で13%、150〜299人で14%、300人以上で21%という結果に。友達が多いことは、必ずしも現実生活での充実感にはつながっていないようだ。「同質さによりがちな関係は、快適な一方、現実生活ほど『摩擦』や『手応え』が感じられないからかもしれません」(電通)としている。


友達が多い=リア充とは限らない(出典:電通)

参加しているコミュニティは「趣味」がトップ

 ソーシャルメディア上ではどのようなコミュニティに参加しているのだろうか。トップは「趣味」で65%、次いで「学校」の54%、「地元や家族」の40%と続いた。またネット上での振る舞いを聞いたところ「なるべく空気を読む」(44%)と答えた人が最も多かった。「ソーシャルメディアでは現実生活での接触がない分、共通の『趣味・関心事』などで結びつき、お互いの同質さを確認しあうことが出発点となっているとうかがえた。現実生活では出会うこともなかった『自分と似た誰か』と出会える新鮮さが、ソーシャルメディア利用のモチベーションになっていると推測される」(電通)


参加しているコミュニティは「趣味」がトップ(出典:電通)

 インターネットによる調査で、関東圏に住む15〜37歳の男女800人が回答した。調査時期は9月上旬。

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