もし自分が社長だったら……パートナーに年俸をいくら支払う?
夫婦間でお金のトラブルを経験したことがある人はどのくらいいるのだろうか。「経験がある」という人は半数を超え、お金のトラブルが原因で「離婚を考えたことがある」という人は2割いた。損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険調べ。
もし自分が社長だったら、パートナー(夫または妻)に支払える年俸はどのくらいですか? 結婚している男女に聞いたところ、平均年俸は「487万円」という結果に。夫から妻へは「422万円」、妻から夫へは「552万円」と130万円もの差があることが、損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険の調査で分かった。
その年俸の理由を聞いたところ「仕事や家事をがんばってくれているから」(239件)と答えた人が最も多かった。このほか「お金をあげてもタバコを買ってしまうから」(妻)、「子育てを含めてもうひとがんばりを期待したい」(妻)など中には厳しい意見もあった。
夫婦間でお金のトラブルを「経験したことがある」(56.2%)と答えた人は半数を超えた。原因を聞いたところ「生活費のやりくり・使い道について」(17.2%)が最も多く、日常生活でのお金がきっかけになっているようだ。
またお金のトラブルが原因で「離婚を考えたことがある」という人は20.6%。夫婦別でみると、夫(11.9%)よりも妻(29.2%)のほうが考えた場合が多い。
臨時収入があった場合、黙っていられる金額
臨時収入があった場合、パートナーに黙っていられる金額はどのくらいだろうか。平均金額は「25万3000円」。夫婦別でみると、妻が「29万4000円」と夫の「21万1000円」よりも8万3000円多い金額を黙っていられるという結果に。ちなみに「1000万円以上」という人は8人、最高額は「3000万円」(1人)だった。
一方、内緒にされても許せる金額を聞いたところ、平均金額は17万5000円。夫婦別では、妻の「14万円」に対し、夫の「20万9000円」と、約7万円少ない金額を内緒にされたら許さないと回答するなど、妻は夫のお金について厳しいようだ。
インターネットによる調査で、結婚している男女900人が回答した。調査期間は10月14日から19日まで。
関連記事
- 年収300万円未満の女性は7割、男性は?
仕事において性別による不公平を感じている人はどのくらいいるのだろうか。企業で働く男女に聞いたところ、男性25.8%に対し、女性は29.8%とやや女性のほうが多いことが分かった。ビー・スタイル調べ。 - どうすればいいのか? 年収300万円時代がやって来る
景気低迷などの影響を受け、会社員の給料が下がり続けている。低年収時代に会社員はどのように生きていけばいいのだろうか。この問題について、人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。 - 大企業の正社員、3割は会社を辞める
東日本大震災の発生以降、「今後どのように働いていけばいいのか」と考えるビジネスパーソンも多いのでは。ポスト大震災の働き方について、人気ブロガーのちきりんさんと人事コンサルタントの城繁幸さんが語り合った。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.