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オリンパス株って、上場維持できるの? 廃止になるの?知っておきたいニュースな言葉(4/4 ページ)

オリンパスが長年に渡って“損失隠し”をしていたことが明らかになりました。その後、同社の株価はストップ安が続いたり、ストップ高が続いたりしています。どうしてこのような現象が起きるのでしょうか。その秘密を解説します。

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「監理銘柄」と「整理銘柄」

マコ:ところで、オリンパス株は買えるんですよね? 新聞には「監理銘柄」って書いてるんですけど。

大手町:大丈夫、監理銘柄でも買えるよ。上場廃止になるかもしれない企業は、監理銘柄に指定されるんだ。東証が“影響が小さい”と判断すれば、監理銘柄からはずれ、上場廃止にならずにすむ。

マコ:なるほどー。

大手町:一方で、“影響が大きい”と判断されれば「整理銘柄」になるんだ。整理銘柄になれば、株主にとっては最後のチャンス。

マコ:最後のチャンス? どういう意味ですか?

大手町:株は売買できるけど、その期間は原則1カ月しかないんだ。そして1カ月後には、上場廃止になってしまう。

マコ:(新聞を見て)あったあった、整理銘柄! 株価は、え〜と……安っ! 上場廃止になるんだから、仕方がないのかなあ。

大手町;最終的に株価が1円になる銘柄も少なくないんだ。

マコ:せんぱ〜い、私のオンナとしての株価はいくらだと思いますか?

大手町:なっ!?

マコ:1億円くらいかな〜(ハート)。

大手町:はあ〜。マコはんの……社会人としての価値は3円やな(メモメモ)。

マコ:ま、また……なぜか関西弁(汗)。

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