毎月の貯蓄額はいくら? 若手社員の堅実志向が顕著に
給与を計画的に使っている人はどのくらいいるのだろうか。入社1〜5年目の若手社員に聞いたところ「計画的にお金を使う」は65.5%、「思いつきでお金を使う」は34.5%だった。マイナビ調べ
毎月もらう給与を計画的に使っている人はどのくらいいるのだろうか。入社1〜5年目の若手社員に聞いたところ「計画的にお金を使う」という人は65.5%、「思いつきでお金を使う」は34.5%であることが、マイナビの調査で分かった。また7割近くの人が「普段から心がけて節約をしている」(69.5%)など、堅実な若手社員の実態がうかがえた。
どのような形で出費を抑えているのだろうか。男女別でみると、男性は「食費」(79.5%)、「飲み会などの交際費」(38.4%)、「水道・光熱費」「洋服や小物などのオシャレ費」(いずれも32.2%)という結果に。一方の女性も「食費」(76.6%)が最も多かった。しかし、2位は男性よりも19.7ポイント多い51.9%で「洋服や小物などのオシャレ費」となった。「女性たちはムダ使いをしてしまいがちなオシャレにかかる出費をなるべく抑えようとしているようだ」(マイナビ)
毎月の貯蓄額
若手社員は毎月、どのくらいのお金を貯めているのだろうか。この質問に対し「5万〜6万円未満」が最も多く(12.2%)、次いで「2万〜3万円未満」(10.8%)、「4万〜5万円未満」「1万〜2万円未満」(いずれも10.6%)だった。ちなみに「毎月貯金はしていない」という人は5.7%。
またお金を貯めている目的を尋ねると、男性の1位は「老後の蓄え」(40.4%)。以下「いざという時のため」(37.4%)、「病気など不慮の出来事への備え」(34.4%)。「近い目標やほしいモノのために預貯金をしているのではなく、“老後”や不測の事態に対応するための備えとして預貯金をしているようだ」(マイナビ)。一方の女性は「いざという時のため」(52.8%)が最も多く、次いで「老後の蓄え」(45.3%)、「結婚資金」(45.0%)、「子育てのため」(16.4%)と、近い将来を見据えて目標を持ってお金を貯めているようだ。
インターネットによる調査で、入社1〜5年目のビジネスパーソン548人が回答した。調査期間は11月16日から28日まで。
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