冬のボーナスで、デジタル家電のナニを買う?
冬のボーナス、支給されたらどんなことに使いますか? ボーナスが支給される人に聞いたところ、昨冬は「貯蓄・運用」が63.2%だったのに対し、今冬は58.9%と4.3ポイント減少した。MM総研調べ。
冬のボーナス、支給されたらどんなことに使いますか? ボーナスが支給される人に聞いたところ、昨冬は「貯蓄・運用」が63.2%だったのに対し、今冬は58.9%と4.3ポイント減少していることが、MM総研の調査で分かった。また「商品・サービスの購入」は40.4%と同5.9ポイント減少、「ローンなどの支払い」は25.9%と同3.4ポイント減という結果に。
ボーナスを商品購入に使う人は、2008年のリーマンショック以降減少傾向にあったが、今回は今夏の37.7%と比較すると2.7ポイント増加し、その傾向に歯止めがかかる形となった。「東日本大震災後、一時消費を自粛するムードが日本全国に広がったが、半年以上の期間が経過したことで、反動で商品購入を予定する人が増加したのかもしれない」(MM総研)
デジタル家電の購入意欲ランキング
冬のボーナスが支給されれば、どのような商品を購入する人が多いのだろうか。「デジタル家電」(40.6%)を挙げる人が最も多く、次いで「国内旅行」(30.3%)、「衣服・服飾品」(28.5%)、「外食」(19.7%)と続いた。「デジタル家電」の中で購入意欲が高かったのは「PC」(14.8%)がトップ。以下「スマートフォン」(10.6%)、「デジタルカメラ」(7.0%)、「薄型テレビ」(5.2%)、「Blu-rayディスクレコーダー」(4.2%)だった。
昨冬のボーナス時に購入したデジタル家電を聞いたところ「薄型テレビ」(12.5%)がトップ。次いで「PC」(9.7%)、「デジタルカメラ」(6.8%)、「Blu-rayディスクレコーダー」(6.3%)、「プリンタ(複合機を含む)」(4.5%)。昨冬と今冬で比較すると「プリンタ(複合機を含む)」が外れ、代わりに「スマートフォン」がランクインした。
インターネットによる調査で、20代以上のビジネスパーソン1146人が回答した。調査期間は11月30日から12月5日まで。
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