市況概況
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日経平均 | 8440.56円 | ▼38.78円 |
売買高 | 8億0717万株 | − |
売買代金 | 4605億6600万円 | − |
値上がり銘柄 | 558銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 886銘柄 | − |
騰落レシオ | 100.13% | △1.64% |
日経平均
欧米市場が休場で方向感に乏しい中で手仕舞い売りに押されて軟調
欧米市場が休場となって手掛かりに乏しい中で年末を意識した手仕舞い売りに押されて売り先行となりました。ただ、売り叩くような材料も、それほどの売り物が出ているということでもなく、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡となった後は底堅さも見られ指数は小動きとなりました。途中、北朝鮮を巡る噂が飛び交いいったん売り急ぐ場面もあったのですが、すぐに事実ではないと判明したことでもとのもみ合い水準に収まり、膠着となりました。
昼の時間帯も後場も特に手掛かりが出たということもなく目先の持高調整が中心で閑散としたなかで小動きが続きました。物色対象が絞られるわけでもなく、全体的な景況感で持高調整を急ぐでもなく、いつものことではあるのですが、「閑散小動き」といった状況で全くといっていいほど動きませんでした。先行きに対する見通し云々ということでもなく、欧米の市場がどうしたということでもなく、単に年末ということで休日気分で手仕舞いの売り買いだけということなのだと思います。
小型銘柄も持高調整の売り買いが中心で買われていたものが売られ、売られていたものが買われるというような展開でした。どちらかというと手仕舞い売りが多かったということで東証マザーズ指数、二部株指数にジャスダック平均は軟調となり、ジャスダックTOP20は太陽電池関連やスマートフォン(高機能携帯電話)関連銘柄の一角が高く、堅調となりました。先物の一時売り急ぐ場面もあったのですが、特に売り買い偏りが見られるということでもなく、終始方向感に乏しく、指数を動かすような場面もほとんどありませんでした。
欧米市場が休場ということもあり、引き続き「閑散小動き」となりました。昨日以上に売買高も売買代金も少なく、株式市場は「開店休業」となっています。ただ、さすがにこんな状況がいつまでも続くということでもないと思われ、「閑散に売りなし」ということで「掉尾の一振」を期待したいところです。欧州金融不安を煽るような材料が出ることがなければ、大きく上がることもないのでしょうが、もみ合いのなかで強含みの展開となるのだと思います。
テクニカル分析
日経平均
基準線・転換線のサポートを確認するような格好となりました。遅行線も日々線にサポートされており、底堅さもみられると思います。RSIは下げたりないものの下げ止まっており、ストキャスティックスも底値圏からの上昇となっているので、再度雲を目指すような強含みの展開が続くと思います。
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