コラム
ダラダラ会議から抜け出す、3つのポイント:悩むビジネスパーソンへの“処方せん”(3/3 ページ)
「この会議、ダラダラしているなあ」と感じたことがある人も多いのでは。限られた時間の中で結果を出さなければいけないビジネスパーソンにとって、会議は有効に活用したい。そこで「ダラダラ会議を効率的に変えるポイント」を紹介しよう。
実行する習慣こそが会議を熱くする
上場会社で役員を務めるAさんは、会議のプロミスリストをプリントアウトして手帳と一緒に常に持ち歩いている。会議で部下や自分自身に割り当てられたプロミス内容を確認し、忘れずに実行していくためである。この会議マネジメントの徹底によって、Aさんの管理する組織は「会議」と「日常業務」がつながっていく。結果として、実行力がある高い組織が構築されていくのである。
昨今、会議に関する情報は数多く存在するが、さまざまな企業を見てきた経験から間違いなく言えるのは「実行する習慣が会議を熱くする」ということである。どんな会議テクニックよりも、まず「決められたことはやらなければいけない」という緊張感をもつこと。そうした緊張感が漂う会議を作ることが重要であり、これがなくては多くの会議テクニックは意味をなさない。
本コラムでは、ダラダラ会議から抜け出すために、3つのポイントを紹介させていただいた。自社に活用できる点を見つけ出し、ぜひ日々の会議を意味あるものにしてほしい。
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