20〜34歳の働く男性に聞く、サイフの中身はどうなっている?
20〜34歳の男性ビジネスパーソンは、1カ月にどのくらいのお金を使っているのだろうか。M1・F1総研が調査した。
20〜34歳の男性ビジネスパーソンは、1カ月にどのくらいのお金を使っているのだろうか。
まず平均年収を聞いたところ、20代前半が270万円、20代後半が404万円、30代前半が457万円という結果に。1カ月当たりに使えるお金を尋ねると、最も高かったのは20代前半の4万1211円に対し、30代前半が3万6929円。20代前半の多くは家庭を持っていないことから、可処分所得も高いことが、M1・F1総研の調査で分かった。
給料日1週間前に、お金がいくら以下になったら乗り切れないと思いますか。この質問に対し、全体の平均金額は6227円。年代別でみると、自由になるお金が多い20代前半が6484円なのに対し、30代前半は6125円と、やや差があった。また未婚者の平均が7131円に対し、既婚者は4934円。「オサイフ事情の苦しい既婚者のタフな一面がうかがえた」(M1・F1総研)
年収が減った人
ここ数年で年収が減った人はどのくらいいるのだろうか。全体の36.6%は「減ったと思う」と回答。社会人期間が浅い20代前半は26.7%にとどまったが、30代前半では38.3%が減ったと答えた。
また「自分のお金の出入りや管理はうまくできていると思う」という人は63.6%いたが、「給料日前にはお金がないことがたびたびある」(30.1%)や「急な出費があると、給料日前にはお金がなくなることがたびたびある」(31.7%)はいずれも3割ほどいた。
インターネットによる調査で、20〜34歳の働く男性618人が回答した。調査期間は2011年12月6日から8日まで。
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