ピンク男子増殖中!? モテるピンクの着こなし方(2/2 ページ)
最近市民権を得ているという「ピンク男子」。ピンクの第一人者を自負する筆者が、ピンクをおしゃれに着る方法を解説する。
ピンクが人に与える影響
すべての色には、ポジティブな面とネガティブな面がありますが、その中でもピンクはネガティブな面が少ない色です。身につけている本人はもちろん、周りの人にも優しさを与えます。
また、ピンクは子宮内壁の色でもあります。私たちは母親の子宮の中で、優しく守られながら成長してきたので、ピンクを見ると安心できるのです。そして「思いやりカラー」とも呼ばれ、他人に対する愛情や心配りを表す色です。
ピンクはもともと赤に白が加わった色なので、元気で前向きな色でもあります。ピンクを見ると脳の一部が活性化して、快楽ホルモンであるドーパミンや、脳内モルヒネと呼ばれるβエンドルフィンが分泌され、人を幸せな気分にしてくれます。
ピンクでコーディネート
私はピンクの第一人者として、みなさんにピンクを身につけることをアドバイスしています。そうはいっても、全身ピンクだととてもコーディネートが難しく、あのお笑い芸人の方のようになる可能性もあります。だから、まずはポイント、つまり差し色にピンクを用いるのがおススメです。
小物がピンクであるとか、スーツの下に着るシャツを薄いピンクにするなど、さりげなくピンクを使っているところに、女性は魅力を感じるものです。特にベビーピンクやパステルピンクなど、薄くてやわらかなピンクは上品で優しそうな印象を与えます。
黒やグレーと組み合わせたり、襟やそでなどちょっと見える部分がピンクだったり、スーツやシャツのストライプに少しピンクが混じっていたりすると、ワンランク上の着こなしとなり、オシャレ感を出すことができるでしょう。
ただ、ピンクをネクタイに用いる場合は、多少注意が必要です。なぜなら、ネクタイは体の真ん中にぶら下がっているので、インパクトが強いからです。若い人ならさわやかに見えるかもしれませんが、年配の人だとあか抜けない感じになる可能性もあります。
その時は、合わせるシャツを工夫するといいでしょう。白いシャツを合わせるなら、クレリックシャツやストライプシャツなど、シャツのデザインにこだわってください。
カラーシャツの場合、ピンクは比較的どの色とでも相性は悪くはないのですが、水色や薄いグレーとの組み合わせが特にいいようです。薄いピンクのシャツもおススメですが、いやらしくならないようにお気を付けください。
着こなすのが難しいとされるピンクですが、ピンクは万人に優しさや愛情を与え、すべての方が幸せな気持ちになる色です。効果的に用いることで、人に好印象を与え、無敵のモテ色になります。バレンタインデーまであと約1カ月、ピンクをうまく着こなして頑張って女心をつかんでくださいね。(山田美帆)
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