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エキナカ自販機の売上が、伸びている理由(前編)仕事をしたら“消費者”が見えてきた(6/6 ページ)

自販機市場が低迷する中、売り上げを伸ばしている会社がある。そのひとつが「東日本ウォータービジネス」社だ。同社はエキナカに自販機を展開しているが、どのようにして売り上げを増やしていったのか。そのナゾに迫った。

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エキナカ自販機で販売しているミネラルウオーターは、どんな人が買っているのか

土肥:笹川さんのお話を聞いていると、少し心配になってきました。女性向けにペットボトルのカフェオレ。しかもサイズは小さめ。30〜40代の男性には、甘い果汁飲料がよく売れる。しかも夕方から夜にかけて。こうした情報を公表すれば、他社が「ウチも真似しようぜ」となるのでは?

笹川:マチナカの自販機は、基本的にさまざまなロケーションでマス層を相手に展開しているので、弊社のようなやり方を真似することは難しいかもしれません。自販機はスペースの関係上、限られた商品しか販売できません。「働く男性のために、果汁飲料を売ろう」といった一定層をターゲットにするのは、難しいかなあと思っています。エキナカという、恵まれたロケーションだからこそできると思っています。

土肥:同じ自販機でも、エキナカとマチナカでかなり違うようですね。

 次にミネラルウオーターがどのような人に買われているのか。またどのような時間帯・場所で買われているのか。アレコレ教えていただけますか?

続く

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