へそくりはいくら? 最も少ないのは30代の夫
へそくりはどのくらいありますか? 20歳以上の既婚男女に聞いたところ、30代の夫が最も少なかった。その額は……。オリックス銀行調べ。
あなたが夫や妻に内緒でお金(へそくり)を貯め始めたきっかけは何ですか? 20歳以上の既婚男女に聞いたところ、夫婦ともに「自分のために」(夫:53.7%、妻:50.6%)であることが、オリックス銀行の調査で分かった。
「将来に不安を感じて」(夫:17.8%、妻:32.3%)と答えたのは、妻のほうがより強く意識していることがうかがえた。ちなみに「配偶者のために」と答えた夫は14.6%に対し、妻は9.9%。
夫や妻に内緒で貯めているお金はどのくらいあるのかを聞いたところ、夫の平均金額は112万815円に対し、妻は170万6845円。年代別にみると、30代の夫は46万3158円、妻は123万8221円。へそくり額が最も少ないのは30代の夫で、最も多い60代以上妻(246万3739円)に比べ5倍以上の差があった。
へそくり額を地域別でみると、首都圏の夫は165万8228円であるのに対し、近畿圏では93万4589円と70万円以上の差。一方、妻のへそくり額は、首都圏が172万7059円、近畿圏では170万7716円とほとんど差がなかった。
カードローンを利用している夫の62.9%はへそくりをしており、その平均額は93万3333円。一方、平均借入額は138万7931円。「へそくりはいざという場合に備えてとっておき、普段必要なお金については、カードローンなどをうまく利用している様子がうかがえた」(オリックス銀行)
インターネットによる調査で、20歳以上の既婚男女2091人が回答した。調査期間は2011年12月14日から15日まで。
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