コラム
コンビニでバレンタインチョコの売上が、減少している理由:とあるコンビニオーナーの経営談議(4/4 ページ)
今年も2月14日、3月14日が終わりました。「コンビニはいいですねえ。チョコやお菓子が売れて」と思われるかもしれませんが、実はバレンタイン関連の商品は苦戦が続いています。その理由は……。
友チョコを買うためにバレンタインデーにお金を使っても、お返しのホワイトデーはありません。またチョコレートだけでなく、キャンディーやクッキーなどの売り上げも落としました。こうした現実をみれば、この戦略は明らかに失敗と言えるでしょう。
お菓子業界などが仕掛けてきたバレンタイン戦略は、終焉を迎えるときが来たのではないでしょうか。チョコをいただけるのはうれしいものですが、きちんとお返しをしなければ女性に文句を言われる。しかもそのお返しがショボければ、さらに文句を言われてしまう。このように、男性にとって理不尽極まりない風習は、なくなったほうがいいのかもしれません。(かわりものや)
※この記事は、誠ブログ「バレンタインデー・ホワイトデー終了のお知らせ」より転載しています。
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