連載
独身の人に“ムチ”を打たなければいけない:仕事をしたら“恋愛のナゾ”が解けてきた(3)(3/3 ページ)
未婚率が上昇している。このままでは人口減に歯止めがかからない状況だが、どのような手を打てばいいのか。結婚事情に詳しい西口敦さんによると、独身者に“ムチ”を打たなければいけないという。そのムチとは……。
土肥:でも全体的には、逆に動いているような気がしますね。
西口:その通りです。ミクロについては「自分は将来結婚できないかもしれない」などと悲観的に考えて、マクロについては「まあ、でも何とかなるか。日本は財政的に苦しいみたいだけど、なんとかやっていけるだろう」と楽観的に考えがち。
自分のことはできるだけ楽観的に考えるべき。ただ「彼氏・彼女ができること」「結婚できること」を運命に任せてはいけません。これは恋愛や結婚だけに限らず、仕事や夢などにおいても同じことだと思います。
「彼女ができたのは『偶然の出会い』だった」という人がいます。でも、私はそうは思いません。本人は「偶然の出会い」と思っているかもしれませんが、その人の決断力と行動力があったからではないでしょうか。
そう考えると、やはり運命は自分でつくるしかありません。
(終わり)
プロフィール
西口敦(にしぐち・あつし)
戦略コンサルタント/西口敦事務所 代表取締役
金融(長銀、UBS、アメックス)、外資戦略コンサル(BCG、A.T. カーニー)、オーネットのマーケティング部長を経て現在。コンサルティング、企業研修などの講師に従事する傍ら、婚活関連のメディア露出や講演なども行う。著書に『普通のダンナがなぜ見つからない? 』(文藝春秋)がある。
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