イマドキのモテる人とモテない人――どこが違うの?:仕事をしたら“男女の関係”が見えてきた(前編)(7/7 ページ)
彼女がいない、彼氏がいない人が増えている。もちろんモテない人が急増しているわけではないので、なにか社会的要因があるのだろう。そこでマーケティングと精神分析などの切り口から、モテる人の共通点を探してみた。
土肥:付き合う相手に求める条件をみると、男性よりも女性のほうが多い。しかもこだわりが強い傾向がうかがえましたね。
四元:特に経済的価値観については、男女間のギャップがものすごく大きいですね。収入が多いことにこしたことはありませんが、どこにお金をかけるのか、どこにムダがあるのかといったお金を使う方向性についても大きな問題ですね。
男性もどういう恋愛そして結婚がいいのか。このことを日頃から考えることが重要なのではないでしょうか。女性は結婚して、将来はどういう家庭を築いて……といった考えをもっているのか知りたがっている。裕福かどうかではなく、自分の方向性と合っているかどうか。その方向に向って、一緒に歩いていけるかどうか。このことについて、女性は知りたがっている。
なので男性は女性からこうした質問をされたときには、自分はこういったことを考えている、ときちんと説明できなければいけない。正直に言った結果、価値観がズレているかもしれない。ただ方向性については、あいまいにしてはいけません。
ところが男性というのは、女性の前で“ええかっこ”をしたがる。例えばクリスマスにプレゼントを選ぶときに、高価なモノをあげようとする。プレゼントをもらった女性は「うれしい! 私のために、ありがとう!」と感激するはず、と男性は信じている。ただ結婚を意識した付き合いであればあるほど、虚栄的な無駄遣いに対し、女性はちょっと引くかもしれません。
また女性が目の前にいるから、クレジットカードで高価なモノを買ったとします。しかしそこでも女性は「この人とは経済的な価値観が違う」と感じるかもしれません。こうした落とし穴がいくつかあるので、お金の使い方は注意したほうがいいですね。
(続く)
関連記事
- なぜ“普通のオトコ”は、なかなか見つからないのか?
「彼女がほしいのに、なかなかできない」と悩んでいる男性も少なくないはず。会社の女性には声をかけにくいし、飲み会に参加してもなかなか結果がでない。そうした悩みに対し、恋愛マーケティングの専門家に話を聞いた。全3回でお送りする。 - 中国人女性とのデートで、「中華食べに行こうよ」がNGな理由
中国人PRウーマンが、「中国人と上手に付き合う」ためのノウハウを伝授する本連載。コミュニケーションの極意は相手を理解すること――というわけで第2回目は、中国の未来を担う若者たちの結婚事情などに迫る。 - 彼女がいない……独身男性は何割?
今は交際相手がいないものの、「彼女がほしい」と考えている人はどのくらいいるのだろうか。20〜49歳の独身男性に聞いたところ「彼女がほしい」と答えた人は66.5%だった。オーネット調べ。 - 現役女子大生のキャバ嬢に学ぶ! プロフェッショナルなトーク術(前編)
本当にモテる人は、どのように異性を口説いているのだろうか? そこで筆者はあるキャバクラ嬢にモテる秘けつを聞いたところ、5つのコミュニケーション術が浮かび上がった。そのコミュニケーション術とは……? - こんなモノを身につけてはいけない? 男性のNGグッズとは
夫婦間ではどのようなことを言ってはいけないのだろうか。NGキーワードについて聞いたところ、男性に対しては「安月給・出世しない」、女性には「ほか(昔)の女性と比べた発言」がそれぞれトップだった。オーネット調べ。 - LOVE 誠チャンネル・バックナンバー
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.