あなたは正社員との“格差”を感じることがありますか? 都内の企業で働く契約社員に聞いたところ「格差を感じる」と答えたのは58.6%に対し、「格差を感じない」は19.2%であることが、東京都の調査で分かった。また「格差を感じる」と答えた人に、その格差は合理的かを尋ねると「合理的だと思わない」としたのは68.9%に達した。
格差の不合理な点については「賃金・賞与」(71.4%)と答えた人が最も多く、7割を超えた。このほか「退職金」(41.2%)、「雇用の安定性」(37.1%)、「休暇」(11.0%)を挙げる人が目立った。
以前、他の会社で契約社員として働いたことがある人で、雇い止めを通告されたことがある人はどのくらいいるのだろうか。「ある」と答えた人は28.6%に対し、「ない」は67.6%。前回調査(平成19年度)と比較すると、「ある」は13.8%から14.8ポイント増加した。
一方、雇い止めをしたことがある企業に、その理由を聞いたところ「労働者の能力不足」(50.0%)がトップ。以下「労働者の勤務態度不良」(40.2%)、「業務量の減少」(35.7%)、「契約更新を重ねていたが、最後の契約ではあらかじめ更新しない契約であった」(28.6%)という結果に。前回と比較すると「経営状況の悪化」が7.3%から11.5 ポイント増加し、18.8%となっている。
契約社員を導入している企業は46.6%
契約社員を導入している企業は46.6%。前回と比べると、7.4ポイント増加した。
契約社員を活用している企業に、その理由を聞いたところ「専門的・技術的な業務に対応するため」(52.7%)が最も多く、次いで「人件費節減のため」(29.6%)、「正社員としての適性をみるため」(28.4%)と続いた。特に「人件費節減のため」は前回に比べ、4.0ポイント上昇した。
郵送による調査で、都内にある企業848社と契約社員609人が回答した。調査時期は2011年10月〜11月。
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