コラム
ソニー好きとアップル好きはどう違う?――データから見るペルソナ図鑑:消費者理解コトハジメ(3/4 ページ)
画期的な製品を世の中に提供してきたソニーとアップル。それぞれの製品を好む消費者にはどのような傾向があるのでしょうか。
ソニー好きお兄さんVS. アップル好きお兄さん
それでは、「ぺるそね」を使ってソニー好きお兄さんとアップル好きお兄さんを見てみたいと思います。
ソニー好きお兄さんの特徴
- 売れ筋ランキングを参考にして買い物をすることが多く、自分が周囲からどのように思われているか気になっている
- 「かっこいい」とか「ユニーク」と思われたいと考えている
- 趣味はテレビゲームがダントツで、漫画、カラオケが続く
- 興味・関心事はアニメ・漫画、ゲーム、ファッション、恋愛・結婚など
アップル好きお兄さんの特徴
- 売れ筋ランキングを参考にして買い物をすることが多く、自分が周囲からどのように思われているか気になっている(ここはソニー好きお兄さんと同じ)
- 「センスがよい」とか「頼りがいがある」と思われたいと考えている
- 趣味は音楽鑑賞、漫画、テレビゲーム、ショッピング、カラオケ、音楽演奏
- 興味・関心事はアニメ・漫画、ゲーム、ファッション、雑貨・インテリア、語学、恋愛・結婚、デザイン、ライブ・イベント、アートなど
年代的な特徴からか似通った部分はありますが、例えば趣味ではソニー好きお兄さんの方はゲームがトップになっているのに対し、アップル好きお兄さんは音楽鑑賞がトップに来ています。興味・関心事ではアップル好きお兄さんの方が幅広い領域に関心を持っており、特に、雑貨・インテリア、語学、デザイン、ライブ・イベントなどの興味が高くなっています。また、ファッションでも、アップル好きお兄さんの方が、セレクトショップ系のブランドや流行のブランドの好みが鮮明で、おしゃれなイメージが強くなっている、といったところが目立ちます。
いつものようにペルソナ・イラストにまとめましたのでご参照下さい。