増えてきた“スイーツ男子”――その特徴は？：これからのことがよく分かるコラム（5/5 ページ）

「甘いものを買って、食べている男性が増えているなあ」と感じている人も多いのでは。ホットペッパーが20〜30代の男性に聞いたところ「週に1回以上スイーツを食べている」人は6割以上に。そんなスイーツ男子には、一体どのような特徴があるのだろうか。

[渡邊純子，Business Media 誠]

　男性による「味」を重視するポイント、選び方について、コメントとして特に多くみられた傾向がもう1つありました。「小さな頃から豪華なお菓子、というイメージがある」「母がよく作ってくれた」「小さい頃の大好物だった」といった「子ども時代の思い出」です。

　確かに、ここに出てきた10位ぐらいまでのお菓子は、だいたい小さい頃に一通り食べているものですね。特にケーキなどは誕生日や特別な日に出てきたもの。

　つまり男性は「楽しい思い出と結びついている」「子どもの頃から慣れ親しんでる」スイーツを支持しがちな、ちょっとピュア、ちょっとセンチメンタルな深層心理があるかもしれません。

　また調査結果では、8割近い男性が「スイーツバイキング、食べ放題に興味がある」と答えています。今や、飲み会幹事が「飲み放題はコースにいりません、その代わり安くなりませんか？」と相談する機会も増えました。今後は「スイーツ食べ放題」を提供する居酒屋に、注目が集まるかもしれませんね。