一般参加型の大喜利企画が文化を育む?:誠 Weekly Access Top10(2012年6月9日〜6月15日)
先日のビジネステレビ誠でも行った一般参加型の大喜利。こうした試みはうまくはまれば、面白いアイデアを次々と発想する人を育て、社会でも面白い企画を出せる人を生む土壌にもなっているように感じる。
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先週最も読まれた記事は「「スマホに乗り換えて良かった」と言わせるために――3キャリアの戦略・夏の陣」。2位は「“嫌儲”の人、“好儲”の人」、3位は「川崎で“オウム高橋”懸賞金フィーバー! マル暴も行方追う」だった。
一般参加型の大喜利企画が文化を育む?
6月18日に行ったビジネステレビ誠の特別番組「送信! スマホノート道場」。お題に即した画像をTwitterなどで送ってもらうという大喜利企画だったのだが、多くの視聴者から応募いただいた。
一般参加型の大喜利企画といえば、NHKの『着信御礼!ケータイ大喜利』が恐らく一番今、有名だろう。しかし、筆者のような30代にとってなじみ深いのは『週刊少年ジャンプ』のジャンプ放送局で、筆者の友人が毎週のように投稿していたのを記憶している。もう少し年配の方だと、糸井重里さんが関わった『ヘンタイよいこ新聞』などを思い出すかもしれない。
こうした企画は企画自体がウケるだけでなく、有名投稿者がその後、放送作家になるなど、文化を育む一面もあると筆者は感じている。以前、新宿駅構内で日清焼そばU.F.O.だけを販売する「ヤキソBAR U.F.O.」という、ゆるめのダジャレ企画が行われたことがあったのだが、面白いアイデアを次々に出すことが大切な広告業界などには特に、そうした企画で育ってきた人が多く入っているのではないかと思う。
また、サイボウズではクラウドサービスの契約社が1000社を超えたことから「センシャ・キャンペーン」というものを行っており、先日は「戦車を洗車」という謎のイベントを行っていた。こういうところにも、そのあたりのDNAを感じるところである。今の若い世代にとっては、どこかのメディアが主導するのではなく、Twitterのハッシュタグ大喜利のようなものが、その役割を果たしているのかもしれない。
一昨日特別番組を行ったばかりのビジネステレビ誠だが、本日も月1回の通常番組を放送する。内田・鮫島事務所の伊藤雅浩弁護士がステマのガイドライン改訂を解説するほか、婚活情報、ビールテイスト飲料飲み比べなどを行う予定なので、ぜひご覧いただければと思う。
→「ステマをもう1回斬る!――第9回ビジネステレビ誠は6月20日21時〜」
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