検索
コラム

原監督も被害にあった「脅迫ビジネス」、その対策は?窪田順生の時事日想(3/3 ページ)

最近、脅迫事件が多い。巨人の原監督もかつて関係をもった女性のことで恐喝され、1億円も支払っていた。とある週刊誌は「ハラっちゃダメでしょ」と叩いていたが、この問題は根深い。なぜなら……。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

「脅迫ビジネス」問題の根は深刻

 この手の問題はホンネと建前は別ですよ、と我が身をもって世間に伝えたというのならば見上げたジャーナリズム魂だが、たぶんそうではないところがこの問題の深刻さだろう。

 「暴力団と付き合ってはいけません」「脅迫に屈してはいけません」――。

 すべて正論だが、そのとおりに実践することがすべてではない。北九州市でヤクザに対して毅然な態度でのぞんだ会社役員が、自宅前で射殺されたなんてのはその最たる例だ。

 脅迫だとか被害者が声をあげにくい犯罪は、まずこういう「建前」をやめないことにはなんの解決もできない。


「脅迫ビジネス」問題の根深い(写真と本文は関係ありません)
前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る