子どもの結婚相手に何を求めますか?
現在、子どもに婚約者がいますか? 25歳から44歳までの未婚の子どもを持つ親に聞いたところ「婚約者がいる」と答えたのは2.3%、「結婚を前提にした交際相手がいる」のは7.5%だった。オーネット調べ。
現在、子どもに婚約者がいますか? 25歳から44歳までの未婚の子どもを持つ親に聞いたところ「婚約者がいる」と答えたのは2.3%、「結婚を前提にした交際相手がいる」のは7.5%。子どもの結婚を現実のものとして意識できている親は、10人に1人しかないことが、オーネットの調査で分かった。一方「交際している相手はいない」と答えたのは48.8%にのぼり、多くの親は子どもの結婚に気をもんでいるようだ。
10年前に「子どもは結婚する」と思っていた親はどのくらいいるのだろうか。「必ずする」(24.8%)と「たぶんする」(53.3%)を合わせると、78.0%が自分の子どもは結婚すると回答。しかし、将来子どもは結婚すると思いますか? という質問に対しては「必ずする」(8.5%)と「たぶんする」(45.8%)を合わせ54.3%と、23.7ポイントも減少した。
子どもの結婚相手に求めるもの
子どもの結婚相手にはどのようなものを求めますか? この質問に対し「性格・人柄」(93.5%)が最も多く、次いで「健康」(69.3%)、「愛情」(49.%)と続いた。「『愛情』は3位に入ったが49.0%にとどまり、結婚と子育てを経験してきた親の『結婚観』が現れているようだ」(オーネット)
子どもの性別でみると、1〜3位に変動はないが、「収入」については娘を持つ親の49.5%が重視するのに対し、息子を持つ親は6.9%にとどまった。結婚相手に望む年収を聞いたところ、娘を持つ親は「400万円台」(22.5%)が最も多く、「500万円以上」では35.4%。「娘の結婚相手には、最低でも平均年収は必要という親心が見てとれた」(オーネット)
インターネットによる調査で、25〜44歳の子どもを持つ親400人が回答した。調査期間は6月19日から20日まで。
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