コラム
好成績の自動車ディーラーは何が違っているのか(2/2 ページ)
身近になればなるほど、批判的な言葉が出やすくなってしまうのが人間の性というもの。しかし、物事を潤滑に進めるためには、批判はおさえて、ほめることを増やすことが大切であるそうです。
夫婦円満の秘けつは
夫婦間のコミュニケーションについての心理学研究によれば、夫婦関係が円満な男女の場合、お互いにほめあう回数が、批判の5倍も多かったそうです。つまり、ほめる(肯定的発言):批判する(否定的発言)=5:1ということです。この割合が縮小すればするほど夫婦間の危機は高まります!
夫婦が同席する15分間ほどのインタビューを見れば、両者の会話における肯定・否定の比率から、将来の離婚率が90%の確率で予測できるのだそうです。
私自身も、過去の失敗(!)を踏まえ最近は、身近な人ほど積極的にほめようと心がけています。もし批判的なことを言わざるを得ないときは、ほめる→批判する→ほめるというように、ほめ言葉でサンドウィッチする。また、ほめる言葉がうまく見つからない時は、「頑張ってるね」などと「ねぎらい」の言葉をかける。
ちなみに、子どもに対しては、ほめる:叱る=3:1の比率が良いとのこと。「幸せのコミュニケーション」のために、周囲の人を積極的にほめまくりましょう!(松尾順)
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