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ソーシャルリクルーティングを使って、上手に転職する方法これからのことがよく分かるコラム(2/5 ページ)

「ソーシャルリクルーティング」という言葉を聞いたことがある人も多いだろう。この1年余りで徐々に広がりを見せているが、具体的にはどのようなことを行っているのだろうか。リクルートの三木拓朗氏が解説する。

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新しい転職プロセスの概要

 まずは、以下の図をご覧いただきたい。実際に転職をした人/将来の転職活動を意識している人へのインタビューをまとめたものだが、従来のプロセスとは大きく異なることが見て取れるだろう。


リクルート調べ 2011年11月実施。現在転職活動中、1年程度以内に転職をしたITエンジニア約30人のインタビュー結果を基にリクルートが構造化

 最も大きな違いは、従来のプロセスでは転職意欲が高まることが起点で転職活動が始まるのに対し、新しいプロセスでは転職意欲が高まる前にほぼ転職に必要な活動は終了しており、その後の活動はあまり多くないことである。

 以下は、ITエンジニアの転職では増えつつあるケースだが、従来のプロセスに比べ、かかる労力が小さいことが見て取れるだろう。

(1)Twitterで、転職を意識した個人が「退職します」とつぶやく

(2)フォロワーから「今、〇〇の募集をしているのだけどウチこない?」というメッセージを受け取る

(3)そのメッセージに対して「興味がある」と解答する

(4)スカウトした人から人事に話が行き、簡単な面談(ない場合もある)を経て入社が決定する

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