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若手社員、社風に不満があれば転職!?
勤務先の社風に不満を感じているビジネスパーソンはどのくらいいるのだろうか。入社3年目までの若手社員に聞いたところ、33.8%が「不満」と答えた。レジェンダ・コーポレーション調べ。
勤務先の社風に不満を感じているビジネスパーソンはどのくらいいるのだろうか。入社3年目までの若手社員に聞いたところ、33.8%が「不満(どちらかといえばを含む)」と回答していることが、レジェンダ・コーポレーションの調査で分かった。
「不満」に感じている人を在籍年次別でみると、入社1年目では25.5%だったが、2年目では35.7%、3年目では47.0%。在籍年次が長いほど不満に感じている人が多いことが明らかに。
現在の会社で働き続けるかどうかについて聞いたところ「転職意思がある(将来的に転職したい+すぐに転職したい)」と答えた人は44.9%。在籍年次で比較すると、在籍年次が長いほど転職意思が高いことが分かった(1年目:40.6%、2年目:46.5%、3年目:51.2%)。
また社風の満足度と転職の意思に何らかの関係はあるのだろうか。「勤務先の社風に不満を感じている」と答えた人のうち、転職意思がある割合は91.9%。社風に不満を感じている若手社員は、転職意思が強いことがうかがえた。
インターネットによる調査で、入社3年以内のビジネスパーソン869人が回答した。調査期間は7月6日から7月17日まで。
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