恋人と結婚相手――関係性の違いは?
恋人と結婚相手の関係性では何が違うのだろうか。20〜30代の既婚者で結婚相手に対する関係性では「お互い愛し合っている」と答えた人が最も多かった。リクルートのブライダル総研調べ。
あなたは何人目の交際相手と結婚しましたか? 20〜30代の既婚者に聞いたところ、男性の平均は5.0人、女性は同4.5人であることが、リクルートが運営するブライダル総研の調査で分かった。
恋人と結婚相手の関係性では何が違うのだろうか。既婚者で結婚相手に対する関係性で最も多かったのは「お互い愛し合っている」(98.0%)。次いで「一生寄り沿い続け、人生をともに歩んでいく関係」(97.3%)、「互いに相手の日常的な行動をよく把握し合っている」「抱きしめたい(抱きしめられたい)」(いずれも96.5%)と続いた。
一方、未婚者で恋人に対する関係性で、最も多かったのは既婚者と同じく「お互い愛し合っている」(95.7%)。次いで「抱きしめたい(抱きしめられたい)」(94.3%)、「困難や悩み事があると互いに相談したり、励まし合っている」(93.6%)、「泣いたり怒ったり、素直な感情をぶつけ合える」(92.3%)と続いた。
既婚者と未婚者を比較してみたところ、最も差が大きかったのは「お互いに犠牲をはらってでも続けられる関係」。既婚者が93.5%に対し、未婚者は70.9%で22.7ポイント差となった。次いで「一生寄り添い続け、人生をともに歩んでいく関係」で、既婚者が97.3%、未婚者が75.6%と21.7ポイントの差があった。
この結果について、リクルートのブライダル総研は「一生を寄り添うという誓いが、どんな時でも関係を続けようという覚悟が生まれるのかもしれない。その想いになれるかが『恋人』と『結婚相手』の違いのようだ」としている。
インターネットによる調査で、20〜30代の既婚者400人と未婚者2000人が回答した。
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