利用しているSNS、大学1年生では「LINE」がトップに
大学生や大学院生に「現在利用しているSNS」を尋ねたところ、「Twitter」や「mixi」が上位。しかし、大学1年生では「LINE」がトップだった。英会話スクールのGaba調べ。
物心ついたころからインターネットが普及していた今の大学生たち。流行に敏感な彼らはSNSをどのように活用しているのだろうか。
英会話スクールのGabaの調査によると、大学生や大学院生に「現在利用しているSNS」を尋ねたところ、「Twitter」(58.7%)や「mixi」(56.5%)が上位。以下、「LINE」が43.9%、「Facebook」が42.5%、「Mobage」が40.6%、「GREE」が37.1%で続いた。
学年別にみると、ほとんどの学年で「Twitter」がトップだったが、大学1年生では「LINE」がトップ。「LINE」は2011年に登場したばかりのサービスとあってか、利用率は大学1年生では60.8%と高かったが、ほかの学年では30〜40%台と傾向が大きく異なっていた。
就職活動でSNSを利用する理由は?
積極的にソーシャルメディアを活用する企業が増えていることで、「ソー活(ソーシャルメディアを活用した就職活動)」という言葉も生まれている。就職活動経験者に「就職活動(または就職活動の備え)で利用したことがあるSNS」を聞くと、「Facebook」(25.4%)と「Twitter」(21.6%)が上位。以下、「mixi」が8.6%、「LINE」が4.6%、「Google+」が4.2%、で続いた。
「就職活動でSNSを利用した理由や目的」を尋ねると、最も多かったのは「志望企業の情報収集のため」で55.1%。以下、「友人・知人が利用していたから」が43.5%、「就活仲間との情報交換のため」が38.2%、「志望企業で働く人の実態を探るため」が30.0%、「就職活動に成功するためのノウハウを得るため」が29.0%で続いた。
インターネットによる調査で、対象は大学生、大学院生の男女1000人(大学1年生143人、大学2年生142人、大学3年生201人、大学4年生403人、大学院生111人)。調査期間は9月13日から21日。
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