マイホームがほしいと思った理由――年代によって違い
あなたは新入社員のころ、将来マイホームがほしいと思いましたか? 20歳以上の男女に聞いたところ「絶対にほしい」と答えたのは60代が最も多く27.5%だった。オウチーノ総研調べ。
「若者の間でクルマ離れが進んでいる」と言われるが、クルマ以上に人生の大きな買い物である「家」についても“マイホーム離れ”が起きているのだろうか。
あなたは新入社員のころ、将来マイホームがほしいと思いましたか? 20歳以上の男女に聞いたところ「絶対にほしい」と答えたのは60代が最も多く27.5%。次いで40代(22.4%)、30代(21.3%)、50代(19.9%)と続き、20代(17.6%)が最も少ないことが、オウチーノ総研の調査で分かった。
ただ「絶対にほしい」「どちらかと言うとほしい」を合わせると、1位の60代(61.5%)に次いで多かったのが、20代で60.2%。「『団塊の世代』を中核とする現在の60代の多くが社会に出始めたのは、1960〜1970年代。当時は高度経済成長期のまっただ中であり、空前のマンションブームの時期に重なる。『マイホームの購入意欲』が高かったのも当然といえば当然。一方、イマドキの若者は『絶対に』という強い意志は見られないものの、本音では『マイホーム購入』を肯定的にとらえている人が多い」(オウチーノ総研)
マイホームがほしい理由
「マイホームがほしい」と答えた人に、その理由を聞いたところ、20代のトップは「オリジナルな家に住みたい」。具体的には「自分が設計に携わり、自分の住みやすいようにセレクトしたい」「賃貸マンションや賃貸アパートは、リフォームが許可されているところが少なく、いろいろビフォーアフターしたい」といった意見が目立った。
一方の40〜60代では「自分の家(城)を持ちたい」がトップ。20代では「自分の家を持ちたい」という理由は5位にとどまっており、昔と比べて「家を持つ」ことよりも「どういった家に住むか」が重視されているようだ。
この結果について、オウチーノ総研は「今の時代は企業に就職できても、定年まで勤められる保証も、給与が上がり続ける保証もない。マイホームを購入しても、ローンが支払えなくなることも起こり得る。若者が自己防衛本能的に『自分の家を持つ』ことに執着しなくなるのもうなずける」としている。
インターネットによる調査で、20歳以上の男女974人が回答した。調査期間は5月21日から27日まで。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「カスタマイズOK」の賃貸物件が、なぜ増えているのか
壁紙を変えたり、トイレを交換できる――そんな賃貸物件が増えている。賃貸住宅でも、自分仕様に改装することができ、退出する際に元に戻さなくてもいい。これまでにない形の物件が、なぜ増えてきているのだろうか。
「幽霊なんて出ませんよ」――格安家賃の“事故物件”を探してみた
前の住人が部屋で亡くなったため、格安で貸し出される“事故物件”。安いとはいえ生理的な拒否感から避ける人が多いと思いきや、家賃の高い東京では事故物件は人気があるようで、中には10倍を超える抽選をくぐり抜けなければ借りられない物件もあるようだ。
家は購入すべきか それとも賃貸で暮らすべきか
「家は購入する方が得」「いや賃貸の方が安い」といった意見をよく聞く。しかし自分の住まいを選ぶのに「安いか、高いか」という費用面だけで決めていいのだろうか。新連載「あなたはどうする? 住まいの選び方」では、この“難問”にお答えする。
家賃並みで買えるマンションってあるの?
「今の家賃並みの支払いでマンションが買えます!」――。こうした広告を目にしたことがある人も多いのでは。実際、家賃並みの支払いでマンションは買えるのだろうか。答えは……。- 不動産チャンネル・バックナンバー:

