政治家のソーシャルメディアでの影響力、トップは橋下市長……野田総理は?
アジャイルメディア・ネットワークは独自調査をもとにした、政治家のソーシャルメディアでの影響力ランキングを発表。トップは大阪市長で大阪維新の会代表の橋下徹氏だった。
アジャイルメディア・ネットワークは10月25日、政治家のソーシャルメディアでの影響力ランキングを発表。トップは大阪市長で大阪維新の会代表の「橋下徹」氏(70ポイント)だった。
このランキングは各政治家のTwitter、Facebook、ブログのデータをアジャイルメディア・ネットワーク独自のツールである「ユーザーチャート」で分析した結果を集計したもの。橋下氏は、公式Twitterのフォロワー数が10月25日時点で88万51人と日本人13位(日本の政治家では1位、meyouランキングより)であることが影響しているようだ。
ランキングは2位が自民党の「河野太郎」氏(69ポイント)、3位が前宮崎県知事の「東国原英夫」氏、民主党の「蓮舫」氏、民主党の「原口一博」氏(それぞれ68ポイント)、6位が自民党の「片山さつき」氏(66ポイント)、7位が自民党の「山本一太」氏(65ポイント)だった。
民主党と自民党以外の各国政政党のトップを見ると、社民党は福島みずほ氏(9位)、新党大地・真民主は石川知裕氏(10位)、みんなの党は松田公太氏(18位)、新党改革は舛添要一氏(21位)、新党日本は田中康夫氏(28位)、国民の生活が第一は森ゆうこ氏(29位)、新党きづなは斎藤やすのり氏(36位)、共産党は小池晃氏(48位)だった。
一方、政治家の代表とも言える野田佳彦首相は公式のTwitterアカウントやFacebookアカウントはなく、首相官邸が運営する「野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】」と公式サイト「野田よしひこ【明日への責任】」を計測したところトップ100から漏れているという。
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