コラム
会話の4つの機能を意識しよう!(2/2 ページ)
企業もSNSなどを通じて、顧客と“会話”する機会が増えています。そんな時、会話の4つの機能を認識していると、スムーズな交流をすることができるでしょう。
4.情緒的変化を与える
相手を楽しませたり、驚かせたり、喜ばせたり、感激させたりするための会話。誰でも、面白い話や笑える話を聞かせてくれる人が好きですよね。会話を通じて、相手を心地よい気持ちにさせてあげることができたら、自分に対する好意はぐっと高まるもの。企業のフェイスブックページやツイッターの中の人でも、人気が高いのは面白い人です。
また、「ほめること」は、相手を喜ばせるために効果的な会話。調査によれば、「お世辞」でも効果があることが分かっていますが、できれば心からの賛辞でありたいものです。
企業人としての立場であれ、個人であれ、以上の4つの目的を意識しながら話せるようになれば「会話の達人」になれること間違いなしです!(松尾順)
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