奨励金も採用、「ONETOPI」が誰でもオススメ情報を投稿できるように
アイティメディアは、インターネット上のオススメコンテンツを共有できるWebサービス「ONETOPI」を11月30日にリニューアル。誰でも投稿できるようになるほか、投稿の成果に応じて奨励金ももらえる。
アイティメディアは11月27日、インターネット上のオススメコンテンツをコメント付きで投稿し、同じ関心を持つ人と共有できるWebサービス「ONETOPI(ワントピ)」を11月30日にリニューアル公開すると発表した。
もともとONETOPIは2009年10月、Twitterと連動したニュース集約サイトとしてスタート。「iPhone」や「地震」といった特定のトピックごとに、アイティメディアが選んだ専任の解説者がオススメコンテンツを紹介していた。
今回のリニューアルによって、誰でもトピックに投稿でき、新しくトピックを作ることもできるようになる。ユーザーはTwitter、Facebook、Google+のいずれかのアカウントでログインし、(1)引用したい画像や文を選ぶ(2)自分のコメントを付ける(3)投稿するトピックを選ぶ、の3ステップで投稿できる。
チェックしておきたいトピックやユーザーをフォローすれば、ダッシュボード画面でまとめて新着投稿を見られる。気になった投稿にはFacebookのいいね!のように“スター”を付けたり、Twitterのリツイートのように“リキュレーション”することもできる。
誰でも投稿できることによってトピック内の情報が玉石混交になる可能性があるが、同社スマートメディア事業推進部長の斎藤健二氏は「トピック内ではすべての投稿を表示するのではなく、アルゴリズム的に上位の投稿だけを表示することで、スパムをはじくようにしている。もし、スパムで埋まってしまうようであれば違った対応も考えていきたい」とコメントした。
積極的な情報発信をうながすため、投稿したコンテンツが閲覧された回数(ページビュー)に応じてユーザーに奨励金を支払う。10ページビューに対して1ポイントを付与、3000ポイント以上たまると奨励金を受け取れる(1ポイント=1円で換算)。また、新規会員登録した先着1000人に2000ポイントをプレゼントする。
ゲーム的な要素も取り入れており、投稿やフォローといったアクションを行うたびに“経験値”がたまり、サービス内で“レベル”が上がったり、“称号”をもらえたりする。「現在行っているβバージョンの参加者からは、『最初はどうかと思っていたが、順位が気になって、投稿するモチベーションになっている』という声も聞かれるようになった」(斎藤氏)。
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