モバイル活用でオンライン学習はどう変わる?――サイバー大学学生インタビュー(3/3 ページ)
今春からiPadを使ってのモバイル学習を本格的に導入したサイバー大学。学生たちはどのように活用しているのだろうか。IT総合学部で学ぶ大内慎介さんに活用法を尋ねてみた。
Facebookを通じた交流も
――オンライン学習だと基本的に1人で学ぶわけですが、ほかの学生との交流はあるのですか。
大内 Facebookなどでほかの学生の近況などを見ることができます。私以外にも仕事しながら勉強している学生が大勢いて、人によっては子育てまでして頑張っている人もいます。全国に学生がいるのですが、Facebookを通じてオフ会も開かれています。関東オフと関西オフがあったのですが、関東オフには2回行きました。年末には忘年会もあるのですが、参加する予定です。
大学広報 公式でクローズド型のSNSも用意しているのですが、そこではニックネームを使って交流するので、誰が誰だか分からないんですね。Facebookだと実名でやれてつながりやすいので、学生が独自に作ったグループでみなさん交流されていますね。先生たちも参加しています。
――最後にこうしたオンライン学習、モバイル学習というのは誰にでも向いているわけではないと思います。どういう人には向いていて、どういう人には向いていないと思いますか。
大内 向いている人は、私のように家庭を持っていて、仕事もしないといけなくて、でも学びたいという人ですね。時間がないわけですが、iPadによって隙間時間を徹底的に活用できるからです。
向いていない人というのは、iPadは便利過ぎて、いろんなゲームアプリも入れられるので、すぐにゲームに逃げてしまう集中力が散漫な人とかですかね。私もそうなのですが(笑)。それを自覚しているので、同世代の人たちが学習している勉強カフェに行くなどして、集中して勉強できるようにしています。
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