コラム
どこに、誰に入れるの総選挙? 身近な公約一本に的を絞れ:相場英雄の時事日想(3/3 ページ)
衆議院選挙の投開票が迫ってきた。今回は大小さまざまな政党が乱立しているためか、争点がぼやけてしまい、どうも分かりにくい。では、どうやって候補者を選び、支持政党を見出せばいいのだろうか。
読者の中には、原発の問題、消費税問題に関心の高い向きも多いはず。自分が一番関心のあるテーマをあえて1つに絞り、政党や候補者の公約や発言をもう一度精査してはどうか。
Twitterでは公示前の各候補者の発言がチェックできるし、動画サイトなどを検索すれば街頭演説でこれがブレていないかを調べることが可能だ。
衆院選前の合従連衡、いや数合わせの過程では、主要な公約が次々と反故にされた。衆院選後の政局でも、数合わせの取引材料として公約は破られそうな気配が濃厚。
さまざまな公約の変遷を追いかけるより、有権者として一番注目する芯となる公約、政策構想を持っている政党・候補者を見つけることができれば、来夏の参院選でも有効な判断材料となり得ると思うのだ。
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